ラクトフェリンのすごい効果6選!感染症対策や妊活にも!?

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lactoferrin1 食・栄養

ドラッグストアのサプリメント・機能性食品のコーナーに行くと、最近よく目にするラクトフェリン」

感染症対策の一環として、積極的に取り入れている方も多いのではないでしょうか?

ビタミン・ミネラル類と違ってあまり聞きなれない成分ですが、その歴史は古く、1939年にデンマークの研究者によって「牛乳に含まれる “赤いタンパク質”」として発見されています。

少し専門的に説明にすると、ラクトフェリンは、母乳、涙液、唾液、血液、粘液等の分泌液中に含まれる鉄結合性の糖タンパク質です。

名前の由来は、「ラクト=乳」+「フェリン=鉄」 です。
赤みがかっているのは鉄を含むためです。

ドラッグストアの店内CMで、「母乳に含まれる」「生まれたばかりの赤ちゃんを守ってくれる」というフレーズをよく耳にしたことがあると思います。

ラクトフェリンは出産後に分泌される初乳に特に多く含まれ、ヒトでの含有量は初乳において 6~8 mg/mL、常乳において 2~4 mg/mL です。

このことからもわかるように、ラクトフェリンは免疫系に作用することによってウイルスや細菌などから身を守る「感染防御」に重要な役割を果たす成分として知られています。

また、ヒトの体内で作られる成分なので安全性も高いと考えられており、牛乳由来のラクトフェリンを用いた安全性を報告した論文等も多数出ています。
ただし、摂りすぎるとお腹の調子が悪くなることもあるようなので、様子を見ながら適度な摂取を心がけましょう。

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ラクトフェリンの効果6選

ラクトフェリンには様々な作用があり、人体にとって有益な効果を6つ紹介します。

① 病原体からの感染防御効果

細菌、ウイルス、原虫などの病原体に対して、ラクトフェリンはそれらの増殖や生育を阻害することが知られています。

その阻害メカニズムは多様で、例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 細菌の生育に必要な鉄を競合的に奪う。
  • 細菌の細胞膜構造に影響を与える。
  • ウイルスの細胞への侵入を防ぐ。
  • ウイルスの複製を阻害する。

このように、ラクトフェリンは人体にとって「悪さをする細菌(病原体)」に対して抑制的に働きます。

② 腸内環境改善(整腸)効果

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ラクトフェリンは人体にとって「悪さをする細菌」に対して抑制的に働く一方で、「良いことをする細菌」に対してはその生育を助けることが知られています。

例えば、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やしてくれます

その結果、腸内環境(腸内細菌叢、腸内フローラ)が整い、全身に良い影響がもたらされます。

③ 子宮内環境改善効果

ラクトフェリンは、子宮内フローラにも整える作用があることが知られており、産婦人科系の疾患や妊娠にも良い影響を与えると考えられています。

例えば、子宮内の細菌叢に占めるラクトバチルス属細菌の比率が高いほど、受精卵が着床しやすく、出産率が上昇するという報告があります。

主治医とも相談しながら、妊活にラクトフェリンを取り入れてみるのもいいかもしれません。

④ 免疫力増強効果

ラクトフェリンは、各種免疫細胞(マクロファージ、ナチュラルキラー細胞、T細胞、B細胞など)に作用して、その細胞機能や細胞増殖を増強する働きがあります。

従って、免疫力を高めることによって病原体の感染から防御する働きがあります。

⑤ 脂質代謝改善効果

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ラクトフェリンは、脂質の合成を抑制したり脂質の分解を促進することによって脂質代謝異常を改善する効果が認められています。

実際にラクトフェリンの摂取によって、血中の中性脂肪レベルが低下し、BMI値の改善や内臓脂肪の減少が認められたという報告もあります。

⑥ 抗がん作用

ラクトフェリンは癌のモデルマウスにおいて、腫瘍増大や転移を抑制する作用があることが報告されています。

ラクトフェリンを多く含む食品

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ラクトフェリンは牛乳などの乳製品に多く含まれています。

ただし、ラクトフェリンはタンパク質であるため、高温で加熱すると変性して生理活性を失ってしまいます。

従って、ラクトフェリンの摂取にはヨーグルトチーズがおすすめです。
チーズは製造工程で加熱処理されていないナチュラルチーズを食べるといいでしょう。

しかし何といっても母乳にたくさん含まれているので、成人の方で飲む機会がある方は母乳がおすすめです。

他には、各メーカーからラクトフェリン入りのサプリメントが市販されているので、補助的に摂取してみるのもいいかもしれません。

ラクトフェリン入りサプリメント

ラクトフェリンらしく、乳製品メーカーで有名な森永さんから、サプリメントで販売されています。

毎日飲み続けていたところ、腸の調子が良くなりました。
風邪もひいてないので、しばらく続けてみようと思います。

まとめ

ラクトフェリンは、多様な生理活性を発揮して我々の健康維持に重要な枠割を果たしてくれます。

花粉症、アトピー、喘息、歯周病、関節炎、慢性胃炎などの慢性的な疾患にも改善効果が期待されているようです。

近年では、腸内フローラという言葉も話題になり、体全体の健康のために腸内環境を整えることが重要視されています。

新型コロナウイルスなどのウイルス感染症が蔓延する昨今、感染症対策の一環としても、ラクトフェリンの摂取を日頃から意識してみるのもいいかもしれません。

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